放課後、僕はいつもの様にサッカー部の部室へと向かった。
ドアノブに手をかけた瞬間、何かとても嫌な予感がした。
ドアを開ける事がためらわれるような…
何かこの先で恐ろしい事が起きている様な…
その時、ドアの奥から叫び声が聞こえた。

その声は学園中に響き渡った。
慌ててドアを開けると、そこには信じられない光景が広がっていた。
美剣先輩のアゴが、部員Aの胸を貫いていたのだ。
先輩の目は、怒り、悲しみ、そして狂気に満ちていた。
惨劇の放課後が幕を開けた…



inserted by FC2 system